自宅でのトレーニングに欠かせないアイテムのひとつ「ダンベル」。ラックやバーベルのように設置スペースを必要とせず、わずかな空間さえあればトレーニングできるのが魅力です。
そんなダンベルですが、さまざまなモデルがあるため、どれを選べばよいか迷いがちです。そこで本記事では、おすすめのダンベルをピックアップ。選び方もご紹介します。
ダンベルの選び方
上級者には可変式ダンベル
ダンベルの種類には、大きく分けて可変式と固定式の2種類があります。可変式のダンベルは、プレートを自由に付け替えることができ、重さを変更できるのが特徴です。
鍛えたい部位に合わせて、ウエイトを変更できるのがポイント。複数のダンベルを購入する必要がありません。筋トレ上級者におすすめのモデルです。
筋トレ初心者には固定式ダンベル
固定式のダンベルは、あらかじめ重量が決められているダンベルのことを指します。10kg以下のモデルが多く、筋肉に大きな負荷がかかりにくいことから、初心者におすすめです。
また、長時間持っても手が痛くなりにくいよう、グリップ部分に滑り止めなどの加工を施したモデルが多いのもポイント。比較的安価で買い求めやすいというメリットもあります。
ラバー付きかどうかで選ぶ
ダンベルを購入する際、プレートの部分にラバーが付いているかどうかで選ぶのがおすすめです。なかにはプレートのアイアンやクロームが剥き出しになっているモデルもありますが、誤って落とした際に床を傷つける恐れがあるので注意が必要です。
しかし、プレートの部分にラバーが付いていれば、床を傷つけてしまう心配もありません。加えて、持ち上げるときに滑りにくいという利点があるため、可変式のモデルだとスムーズに重りの調節が行なえます。
グリップの表面加工で選ぶ
グリップが握りやすいかどうかは、ダンベルを選ぶ上で重要なポイントのひとつです。そのため、ダンベルのグリップに加工が施されているかどうかも確認しましょう。
グリップの加工方法は、大きく分けてネオプレーン加工とローレット加工の2つです。ネオプレーンとは合成ゴムのひとつ。手に優しく、身体や床を傷つけにくいメリットがあります。
一方のローレット加工は、表面に細かく凹凸を付けているのが特徴。優れたグリップ性を備えており、汗をかいても滑りにくいのが魅力です。主に重量のあるモデルに採用されています。
可変式ダンベルのおすすめ10選
モーションズフィット NUOBELL
シャフトを回すだけで、簡単に重量の変更ができる可変式のダンベルです。従来の可変式ダンベルのように、トレーニングごとにプレートを付け替える必要がありません。
重さが16段階に調節できるのが特徴。メニューに応じて、細かく重さが変えられます。また、太ももの上に置いても痛くなりにくいのが魅力です。
洗練された、スタイリッシュなデザインもポイント。従来のダンベルのようにゴツゴツしておらず、使用しないときにはインテリアアイテムとしても活躍します。
ボディテック PEコーティングダンベル
プレートにPEコーティングを施しているダンベルです。床に置いた際、傷付いたり大きな音が響いたりする心配がありません。また、グリップ部にはローレット加工を施しているため、汗をかいても滑りにくいのが魅力です。
プレートの取り付け・取り外しは、ストッパーをくるくると回すだけで簡単に行なえます。しっかりと固定できるので、エクササイズ中にプレートが落下することはありません。
4枚の1.25kgプレート・4枚の2.5kgプレート・2つの40cmシャフト・4つのストッパーを付属しています。さまざまな部位が鍛えられ、幅広いトレーニーにおすすめです。
ボディテック ダンベルバーベル
グリップ部の長さが用途に合わせて調節でき、ダンベルとしてもバーベルとしても使用できるのが特徴です。ベンチプレスやスクワットなど、幅広いメニューに使用できます。
プレートには、PEコーティングを施したオリジナルモデルを採用。転がりにくく、床を傷つけにくいのが特徴です。加えて、ローレット加工を施しているグリップを採用。手にフィットしやすい形状で、汗をかいても滑りにくいのが魅力です。
プレートの組み合わせ次第で、5kgから20.5kgまで幅広くウエイトの調節が行なえるのもポイント。さまざまな部位を鍛える上級者におすすめのアイテムです。
ボディテック 可変式ダンベル
グリップを握って回すだけで、簡単に重量の変更が行なえるダンベルです。インターバル中に素早く重さが変えられるので、スムーズに次のメニューへ移行できます。
グリップ部にローレット加工を施しているのが特徴。汗をかいても滑りにくく、長時間のトレーニングにも適しています。初心者から上級者まで、幅広いトレーニーにおすすめです。
リーディングエッジ アーミーダンベル
ポリエチレンコーティングを施したプレート採用のダンベルです。鉄製と違い、ニオイやサビが気になりません。また、プレート同士が当たっても音がしにくいのも魅力です。
エンドプレートには深めの溝を搭載。スムーズに重さ変更が行なえます。加えて、床を傷つけにくいことや、凹凸デザインで床を転がりにくいのも魅力です。
優れたフィット感が備わったグリップを採用しているのもポイント。汗をかいても滑ることがほとんどありません。また、冬でも冷たくなりにくく、快適に使用できます。
リーディングエッジ ラバーダンベル
最大30kgに設定できるダンベルです。筋肉にしっかりと刺激を与える高負荷のトレーニングにも使用できます。また、プレートサイズの変更で、簡単に重量を変えられるのが特徴です。
プレートの外側には、劣化・変色しにくいシリコンラバーを搭載。床を傷つけることがほとんどありません。また、プレート同士が当たることがなく、静音性にも優れます。
シャフトの両端にゆるみ防止機能を搭載しているのもポイント。しっかりとプレートが固定できます。集合住宅でも気兼ねなく使用できる、おすすめのアイテムです。
ボウフレックス 可変式ダンベル
ダイヤルを回すだけで、簡単に重さが変更できるダンベルです。2kgから最大24kgに設定が可能。メニューや鍛える部位に応じて、細かく調節できます。
台座とセットになっており、ロック機能を搭載しているのが特徴。ダイヤルを回している間は台座にダンベルが固定されます。さらに、台座からダンベルが離れている間中はずっとロックされている状態なので、トレーニング中に台座からプレートが落下することもありません。
本体サイズは2つ合わせてもノートPC程度と、コンパクトなのもポイント。設置場所を選びません。取り回しがよく、幅広いメニューに使用できるおすすめのアイテムです。
ボウフレックス セレクトテックダンベル
片手あたり2.3kgから27.2kgまで、16段階に重さが変更できるダンベルです。重量の調整はハンドルを回すだけの簡単操作。複雑な操作なく素早く次のメニューへ移行できます。筋肉を限界にまで追い込むドロップセットにもおすすめです。
手に馴染むプレミアムグリップを採用しているのが特徴。汗をかいても滑りにくく、しっかりと保持できます。さらに、ダイヤルの自動ロック機能付きで、安全性の高さも良好です。
Bluetooth機能付きで、専用アプリ「SelectTech App」に接続可能。セット回数や動作カウントなどが管理できます。また、70種類のトレーニングビデオがあり、理想的なフォームを真似てトレーニングすることも可能。初心者から上級者まで、幅広い方におすすめです。
トップフィルム 可変式ブロックダンベル
大手パーソナルジム「RIZAP」でも採用されているダンベルです。ロックピンをプレートの下に差すだけで、簡単に重量が変更できます。また、マグネット付きで、トレーニング中にロックピンが外れることはないため、安全にトレーニングできます。
シンプルな構造を採用しているため、故障しにくいのが魅力。メンテナンス性にも優れます。加えて、コンパクトなデザインで、省スペース性も良好です。
重量は片方あたり最大41kgまで調節できます。また、太ももの上に乗せても痛くないのもポイント。ダンベルベンチやスクワットなど、さまざまなメニューにおすすめのアイテムです。
パワーブロック SP EXP 90LB
樹脂製のピンを用いて重量を変更するのが特徴のダンベルです。わずか数秒で思い通りに重さが変えられます。筋肉を追い込むドロップセットにおすすめです。
最小2.27kgから最大41kgまで、27段階に細かく調節が可能。幅広いトレーニングに使用できます。また、側面がフラットな作りで、太ももの上に置いても痛くなりにくいのが魅力です。
手首周りに十分なスペースを設けているのもポイント。ストラップやパワーグリップといったギアを着けてもスムーズに動かせます。上級者におすすめのアイテムです。
固定式ダンベルのおすすめ5選
エレコム エクリアスポーツ スリムダンベル
引き締まった二の腕を実現させるためのトレーニングに適した固定式ダンベルです。ラバーグリップと持ち手のラウンドデザインで、手のひらにフィットします。
本製品は同時持ちが可能で、複数購入すれば負荷の調節ができるのもポイント。筋トレを始めたばかりの初心者や、負荷の軽いトレーニングを行ないたい方におすすめです。
アルインコ ノンスリップダンベル
大きくて握りやすいグリップを採用している固定式のダンベル。汗をかいても滑り落ちないよう、あえて表面をザラザラした手触りに加工しているのが特徴です。
コンパクトなボディで、置き場所に困らないのもポイント。使わないときにはスッキリと収納できます。筋トレ初心者の方や、リハビリ用として使用したい方におすすめです。
BeryKoKo ラバーダンベル
表面に合成ゴムコーティングを施している固定式のダンベルです。グリップ性に優れているので、手から滑り落ちることがほぼありません。また、床を傷つけにくいのも魅力です。
六角形のデザインを採用しているのが特徴。床を転がっていく心配がありません。プッシュアップバーとしても使用できる、おすすめのアイテムです。
PROIRON ダンベルセット
表面にネオプレーン加工を施した固定式のダンベルです。優れた耐久性と安全性が備わっています。また、金属部が剥き出しになっておらず、床を傷つけにくいのも特徴です。
ハンドルの直径は36mmと、幅広いトレーニーが握りやすく設計されているのがポイント。汗をかいても滑りにくく、誤って落としてしまうことが少ないのも魅力です。
床に置いた際に転がりにくいアンチローリング設計を採用。腕や胸の筋肉を引き締めるトレーニングに適しており、インナーマッスルのメニューにも使用できるアイテムです。
GronG ダンベルセット
床に直置きしても転がっていかないデザインを採用した固定式のダンベルです。表面にネオプレーン加工を施しているのが特徴。金属部が剥き出しになっていません。
ハンドル部が手に馴染みやすいのもポイント。優れたグリップ性が備わっているので、軽く握ってもしっかりとホールドできます。上腕二頭筋や三頭筋を引き締めるのにおすすめです。
ベンチがあればトレーニングの幅が広がる
スポーツジムに設置されているベンチとダンベルを組み合わせれば、トレーニングの幅が広がります。なかでもおすすめなのが、MotionsFitのアジャスタブルベンチです。
このアイテムの特徴は、マイナス方向(デクライン)にも角度調節ができることです。胸の筋肉をまんべんなく引き締められるので、キレイなバストが作れます。
また、家庭用ながらも耐荷重が最大280kgと耐久性が高いのも魅力。高負荷のトレーニングも問題なく行なえます。さまざまな目的に役立つアイテムです。
ダンベルを使って、さまざまな部位を鍛えよう
ダンベルの種類は、可変式と固定式の2種類。可変式は、しっかりと追い込みたい上級者におすすめ。トレーニングを始めたばかりの方は、比較的軽い固定式から始めてみましょう。本記事を参考に、あなたに合ったダンベルを手に入れてみてください。