筋トレ+有酸素??PHAトレーニングとは

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はじめに

みなさんこんにちは、こんばんは。かず(@kaz_zintai_21)です。
 
トレーナー時代、よく聞かれたことの一つに有酸素運動と筋トレ(無酸素運動)を両方兼ね備えた筋トレはありますか?というものがありました。
 
筋トレをしてヘロヘロの状態で、じゃあ走りに行きましょうか!となると疲れてしまいますよね。もし、両方いっぺんに出来れば、これほど効率的なことはありません。
 
今回は、有酸素運動と筋トレ両方を兼ね備えたトレーニングをご紹介します。



筋トレと有酸素運動の関係は


そもそも、心肺機能を向上する目的の有酸素運動は低負荷で行うため、高負荷をかけて筋肉を大きくする目的の筋トレとは相容れないものです。
 
筋肉を大きくするのが最大の目的であるボディビルダーは、有酸素運動を体重を落とす時しか行いません。しかも脂肪を落とす目的で有酸素運動をしますから、心肺機能の向上につながる可能性は低いと言えます。

PHAトレーニングとは


1966年にボブ・ガイダーというボディビルダーがPHAトレーニングを考案しました。このPHAトレーニングは筋肉の向上と心肺機能の向上を同時に叶え、更に脂肪も落とすという一石三鳥のトレーニングです。
 
「Peripheral heart action」の略で、やり方としては6種類ぐらいの筋トレでグループを作り、それらを休みなく連続で行うというものです。例えばスクワット→フライ→カール→バックプレス→トライセプスプレスダウン→ラットプルといった具合です。
 
負荷はセットシステムと同じ重量、同じ回数で良でしょう。

なぜ広まらなかったのか。


こんなに優れたトレーニングなのに、なぜ広まらなかったのでしょうか?
 
1つは、このPHAトレーニングが考案される15年ほど前にサーキットトレーニングが考案されていて、既に浸透しつつあったことです。今やサーキットトレーニングは専用のジムができるほどメジャーなモノになっています。
 
もう1つは、同時期に宇宙飛行士の心肺機能向上プログラムとしてエアロビクスが考案されたことです。そちらの方が広く浸透してしまい、現在でもその人気はとどまることを知りません。
 
発表する時期が少しでもズレていたら、サーキットトレーニングやエアロビクスと並んで有名になっていたかも知れませんね。




筋トレもやり方次第では、心肺機能の向上の効果を得ることが出来ます。大事なのは自分のやり方が絶対的に正しいと思い込むのではなく、色々なやり方に目を向けることです。
 
もし興味があったらチャレンジしてみてくださいね!
 
ではでは~

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