みなさんこんにちは、こんばんは。かず(@kaz_zintai_21)です。
この記事では、抜釘手術で処置してもらうガーゼの交換についてご紹介します。
ガーゼは常に清潔なモノを付けておきたいですし、何より定期的に取り換えないと傷口が痒くなってしまうんです。ただし、冒頭にもあるように自分でガーゼを取り換える場合は必ず医師の許可を取ってからにしてくださいね。
まずは傷口を見てみる
まずは傷口を見てみます。
包帯をほどき、防水用の透明なフィルターを外し、傷口になるべく刺激を与えないよう慎重にガーゼとカットバンを剥がします。※下に画像を乗せていますが、割とグロいです。あまりにもグロいので一部加工しています。
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こんな感じです(汗)
最初見た時には頭が少しクラっとしました。
画像で分かるように膝蓋骨の左右に小さな手術痕が2つと、脛骨側面のちょうど前十字靭帯の横あたりに大きな手術痕が見られますね。
ガーゼやカットバンを施す
必要な物は
- カットバン
- ガーゼ(傷口にあてる用)
- ガーゼ(止血用)
- 防水テープ
- 消毒液
です。
また、大まかな流れは下記のとおり
- 消毒した後、2つの小さな手術痕にカットバンを貼る
- 消毒した後、大きな傷口にガーゼをあてる
- 防水テープをガーゼやカットバンの上から貼る
- 完成!
ガーゼやカットバンを自分で交換する際に注意する3つのこと
膝周りにポッカリと穴が3つ空いている訳ですから、ガーゼやカットバンを交換する場合にはさまざまな事に注意しなければなりません。なかでも特に気をつけたい事を3つご紹介します。
ガーゼやカットバンを交換する前に必ず手を洗う
石鹸を使用して爪の間まで入念に手を洗いましょう。アルコール消毒が行えるとなお良しです。傷口からばい菌が入ってしまうと、場合によっては炎症が起きて再手術することになります。
2年ほど前に私が再建手術をした際、隣の病室に炎症を取り除くための再手術を行った方が実際にいらっしゃいました。何度も手術をするとなると身体への負担は相当なものです。自分で防げることは防ぎましょう。
止血用のガーゼを用意しておく
古いガーゼを剥がす際、慎重に剥がしても出血することがあります。そのため止血用のガーゼを用意しておくことをおすすめします。
私はガーゼを剥がす時にやらかしてしまい、ドン引きするほど出血してアワアワしました(汗)古いガーゼを剥がす時にはある程度身構えて剥がしましょう。
傷口を手で触らないようにする
『手を洗う』の項目に関係しますが、傷口を直接触るのはNGです。繰り返しになりますが、傷口からばい菌が入り込むのだけは防がなければなりません。
特に傷口から出血してしまった場合、とっさに手で押さえてしまうことがあるかも知れません。ガーゼを剥がす前に出血するのではないかという可能性を念頭に置き、慌てないように行動しましょう。
【番外編】抜糸前の膝に使えるオススメのアイテムを紹介する!
ガーゼやカットバンを交換する際、最後に防水仕様の透明なテープを貼るのですが、これは言わずもがな傷口が濡れるのを防ぐためです。しかし、シャワーを浴びるとき、このテープではとても防水できないのです。
ちなみに再建手術の時には70Lのゴミ袋に足を突っ込んで濡らさないようにしていたのですが、なかなかの悪手でした。しかし他に方法が無かったのです。
そんな時に見つけたのがコチラ!
その名もSEAL-TIGHT(シールタイト)です!
中には筒状の袋のようなモノが入っておりまして、
このように脚を突っ込みます。
私は太ももの周囲が60cmに迫るほどの大脚ですが、余裕を持って装着できます。サイズはS~Lまであり、私が付けているのはLサイズです。
素材は筒の部分がビニール、脚を入れるところがラバー、縁の部分がプラスチックになっており、上からシャワーをあてても内部に水が入り込むことがありません。使用後は軽くお湯で流して干すだけなので、手入れも楽チンです。
SEAL-TIGHTの良いところは幅広い傷に対応しているところですかね。私は抜釘手術に伴う手術痕を濡らさないために使用していますが、例えばサッカーや野球などで擦り傷や切り傷を負ってしまった場合にもSEAL-TIGHTは力を発揮します。
まとめ ガーゼを剥がす時には慎重に!
再三の注意になりますが、ガーゼやカットバンを交換する際には自分だけで判断せず、必ず医師の指示を仰いでください。傷口からばい菌が入り込んでしまうと、もう一度手術することになるかもしれません。
また、自分でガーゼやカットバンを交換する前には手を清潔な状態にし、傷口に直接触らないように注意しましょう。加えて、出血しても慌てないよう、あらかじめ準備と心構えをしておくことが重要です。