はーい!じんたんです!
Cロナウドが腹筋を毎日3,000回やっているということを聞きまして、思ったんです。
ならば5,000回スクワットやろうと!
毎日5,000回スクワットやればさ、Cロナウドもビックリなアスリートになれるでしょ!

…。なんでスクワットなの?
美脚になりたいからだね!
この記事では、スクワットを5,000回するとどんな効果が得られるのかをご紹介。最適な回数についても解説しますので、ぜひ最後までお付き合いください!
トレーニングの適切な回数設定について
筋肉は大きく「遅筋」と「速筋」の2つに分類され、速筋には「筋繊維タイプ2a」と「筋繊維タイプ2b」があります。それぞれに適切な回数が設けられてます。
遅筋
遅筋とは持続して長い時間動き続ける筋肉で、持久走や長距離走に必要な筋肉。レジスタンストレーニングをしても筋肥大しにくいのが特徴です。
遅筋のトレーニングにおける適切な回数は20回前後です。20回の反復運動で辛くなるような軽い負荷でトレーニングを行うのが効果的です。
筋繊維タイプ2a
筋繊維タイプ2aは、持久力と瞬発力の両方を兼ね備える筋肉です。400m走や800m走などの中距離走で力を発揮し、レジスタンストレーニングで筋肥大するのが特徴です。
筋繊維タイプ2aのトレーニングにおける適切な回数は12~15回です。12~15回の反復運動で辛くなるような負荷でトレーニングを行うのが効果的です。
筋繊維タイプ2b
筋繊維タイプ2bは瞬時に爆発的な力を出すのに必要な筋肉。100m走やウエイトリフティングなどの瞬発的な競技で力を発揮します。レジスタンストレーニングで著しく筋肥大するのが特徴です。
筋繊維タイプ2bのトレーニングにおける適切な回数は6~10回です。6~10回の反復運動で辛くなるような負荷でトレーニングを行うのが効果的です。
スクワットを5,000回するとどうなる!?
ここまでは筋肉の種類ごとに適切なトレーニング回数をご紹介しました。これを踏まえたうえで、スクワットを5,000回するとどうなるのか考えてみましょう。
結論から言うと、筋肉が破壊されて終わりです。筋肥大をするでもなく持久力がつくでもないオーバートレーニングなので、5,000回やるのは控えた方がよいでしょう。
そんな!でもCロナウドは腹筋3,000回やってるんだよ!
持久力に関係ある筋肉でも20回が適切だなんて!

・・・。
そもそもCロナウドは1日に腹筋3,000回もやってない
2017年に自身のジムをマドリードにオープンする際に臨んだインタビューで、Cロナウドは1日腹筋3,000回行っているという噂を否定しています。
・・・。
まとめ
ということで、今回のおさらいです。
- 筋肉によって適切な回数が異なる
- 5,000回もトレーニングしたら筋肉ぶっ壊れる
- Cロナウドはそもそも腹筋3,000回もしていない
